木鶏鳴子夜

アクセスカウンタ

zoom RSS 木鶏鳴子夜

<<   作成日時 : 2007/07/16 23:58   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像
木鶏鳴子夜  
もっけいしゃになく  と読む

栄代の風穴延沼(ふうけつえんしょう)の言葉
「木鶏」とは木で作った鶏
「子夜」とは子の刻(深夜12時頃)
「子夜に鳴く」とは人知れぬ働きに重ねて
「無心」を象徴している

昔、闘鶏を訓練する名人がいて、王のために強い鶏を育てていました。
ある日、王は「もう戦わせてもよいのではないか」と名人にたずねますが
名人は「いえいえまだ、ダメです」と取り合いません。
王はその後何度も「もういいであろう」と闘鶏のデビューを促しますが
名人はそのたびに「まだ虚勢を張っている」「他の鳥を見ては興奮する」
「気負い立っている」などと言っては断わります。

数十日して、名人はようやく王に鶏を献上しました。
「もう大丈夫です。他の鶏の鳴き声を聞いても、
 まるで木でつくった鶏のように平然としてるようになりました」と。

虚勢を張ってみたり、威嚇をしたり、相手に惑わされているようでは本物ではない
いかにも強そうに見えているうちはまだまだで、どんな時も泰然自若(たいぜんじじゃく)
として無為自然(むいしぜん)、じっと構えていられるのが本物の強さだということです。

     『いかにも強そうに見せいる人が本当に強いわけではない
       本物の強さや人格は、木鶏のように泰然として動じないものである』



玄関を開けると、この言葉が目に入ってくる。
遊びに来た友人たちは「なにコレ?」と多少は気になる様子。
私が気に入っている言葉で、筆で書いたものを飾っているわけです。
いつの日か、この禅語が筆で書かれた大きな書を、額縁に入れて飾りたいと思っている。  
ぐっと、堪えよう そう思うとき、私が念じる言葉。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

木鶏鳴子夜 木鶏鳴子夜 /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる